宿泊施設の運営・管理事業

宿泊施設の運営・管理事業

宿泊施設の運営事業を開始するにあたり、自然環境保全などの社会貢献活動が実施可能な場所を検討しておりました。かねてより石垣市は検討しておりましたが、今回竹富島という「西表石垣国立公園」に指定されている古民家に出会いました。
この古民家の所有者が、家屋の存続並びに竹富島の活性化のために観光資源として活用したいという要望から当社の考え方と一致し、事業化がスタートしました。
竹富島では「竹富島憲章」が定められており、「売らない」、「汚さない」、「乱さない」、「壊さない」という島を守るための4原則に、★伝統文化と自然・文化的景観を観光資源として「生かす」を加えた5つの基本理念をはじめ、島の伝統文化を大切にする精神や来島者を接遇する際の心構えなどが謳われています。
今回私どもは5つ目の憲章にある、伝統文化と自然・文化的景観を観光資源として「生かす」ことを目的とした宿泊施設の事業化を推進します。
竹富島では「建物を新築、増改築、修繕する際には、伝統的な様式を踏襲する」とあり、木造赤瓦の民家を維持する必要があります。
建物を宿泊施設とするためには、内部造作物を宿泊施設に相応しい設備に入替える必要がありましたので、資本を投下しコンバージョンさせていただきました。
外観については景観を維持するためそのまま利用しています。この建物を再利用し宿泊施設へとコンバージョンすることで、観光資源として活用でき、更に地元の雇用創出となり地域に貢献できると考えております。
竹富島では「竹富島憲章」が定められておりますので、新たに外資系等のホテル建築が推進されることは難しく、当社の運営する同スタイルの新規参入が無いという事が、今回当社が竹富島に着眼したポイントです。
現地には、竹富島出身のスタッフを確保しており、顧客満足を向上させるためにオーダーメイドの宿泊ツアーを目指しております。